『SUMIF』の検索条件と検索範囲をもっと多くした関数が『SUMIFS』。より細かい内容で合計値を算出することができます。
SUMIFSって何?

ぱかこ
あれとこれとそれの条件に当てはまっているものを全部足してね♡
普通に生活している中で決まった条件から当てはまるものを見つけ出すのは大変です。
その条件が複数、加えて値を合計してほしいとなると膨大な時間がかかります。
そんな大変な仕事を一瞬で終わらせてくれるのがSUMIFSです。
しくみはSUMIFと似ていますが、引数の配置が少し変わります。
※SUMIFに関してはここから
SUMIFSに使われる引数

合計対象範囲と条件範囲1、条件1に関しては入力が必須ですが、以降は入力しなくても大丈夫です。
SUMIFSの使用例
例:C8に『性別が「オス」で毛の色が白色のアルパカが食べた牧草の数の合計を出す』場合
合計対象範囲:「食べた牧草の数」の列(C2からC7まで)
条件範囲1:「性別」の列(A2からA7まで)
条件1:「オス」(関数式の中に直接入力)
条件範囲2:「毛の色」の列(B2からB7まで)
条件2:「白」(関数式のなかに直接入力)

Enterキーを押すと、

戻り値として5が返されました。
このように複数条件から当てはまる箇所を合計対象範囲から選択し、合計値を算出するのがCOUNTIFSです。
また、条件を1つに絞っても合計値を出してくれます。

条件範囲と合計対象範囲の関係については、COUNTIFの解説をしている記事を読んでください。
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